藍とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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「藍染の着物」などのように使う「藍」という言葉。

「藍」は、訓読みで「あい」と読みます。

「藍」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「藍」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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藍の意味

「藍」には次の二つの意味があります。

1 タデ科の草の名。アイ。
2 あい色。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

藍の意味①「タデ科の草の名。アイ。」

「藍」の一つ目の意味は「タデ科の草の名。アイ。」です。

藍はタデ科の一年草で、秋に赤い穂状になった小さな花を咲かせます。高さは約50~80センチになります。葉や茎から藍染めの染料を作ることができる植物として有名です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・よい色を出すのはなかなかの技で、昔はのお医者があったといわれるほどであります。
(出典:柳宗悦『手仕事の日本』)

・その夢想は、をフランスの土地に育ててみたいということだった。
(出典:ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』)

・前の領地である播州竜野から種を持って来て、栽培させたのである。
(出典:海音寺潮五郎『列藩騒動録(三)』)

・そのの香に包まれてわたしは恍惚と昇天するんですもの。
(出典:中井英夫『とらんぷ譚』)

類語

蓼藍(たであい)
意味:アイの別名。(出典:大辞林 第三版)

藍蓼(あいたで)
意味:アイの別名。(出典:デジタル大辞泉)

犬蓼(いぬたで)
意味:タデ科の一年草。道端などに自生。高さ20~40センチ。(出典:デジタル大辞泉)

大毛蓼(オオケタデ)
意味:タデ科の一年草。高さ約2メートル。全体に毛が密生し、葉は大きく、卵形。(出典:デジタル大辞泉)

藍の意味②「あい色。」

「藍」の二つ目の意味は「あい色。」です。

「藍」は色名ひとつです。
「藍」の色味は少し緑がかった暗い青で、紺色よりは薄く、縹(はなだ)色よりは濃い色とされています。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・これはお前さんが染場の甕のそばでしゃがんでいたという証拠なンだ。
(出典:久生十蘭『顎十郎捕物帳』)

・まだの色の濃い朝空に、数条の赤い曳光弾が長い尾を引いて消えてゆく。
(出典:深田祐介『暗闇商人(下)』)

・夕月が銀色の光を増して、版画のようなの濃くなる空にかかっていた。
(出典:辻邦生『天草の雅歌』)

・子供の膝の傍には白だの赤だのだのの硝子玉がたくさんあった。
(出典:夏目漱石『門』)

類語

紺青(こんじょう)
意味:色名の一つ。JISの色彩規格では「暗い紫みの青」としている。一般に、青色顔料のあざやかで濃い紺色をさす(出典:色名がわかる辞典)

納戸色(なんどいろ)
意味:藍染めの一つで、緑色を帯びた青色。江戸城内の、納戸の垂れ幕やふろしきに用いられた。(出典:デジタル大辞泉)

群青(ぐんじょう)
意味:鮮やかな藍青(らんせい)色の絵の具。また、その色。(出典:デジタル大辞泉)

縹色(はなだいろ)
意味:薄い藍色。花色。(出典:大辞林 第三版)

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