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的中とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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的中

「予想が的中した」などのように使う「的中」という言葉。

「的中」は、音読みで「てきちゅう」と読みます。

「的中」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「的中」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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的中の意味

「的中」には次の二つの意味があります。

1 矢や弾丸が的(まと)にあたること。
2 予測・見当などがあたること。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

的中の意味①「矢や弾丸が的(まと)にあたること。」

「的中」の一つ目の意味は「矢や弾丸が的(まと)にあたること。」です。

「10m離れた場所にある的に、矢が的中した」などのように使います。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・一の矢を的中させて二の矢を外したとしても、三の矢はきっと命中させる。
(出典:中村彰彦『侍たちの海 小説 伊東祐亨』)

・残心とは己の行為、放った矢が的中するかを確かめる物ではない。
(出典:奈須きのこ『Fate/stay night セイバー Fate TrueEnd 夢の続き』)

・一つは外れたが、二つは的中して、人形は首が飛び、胴体に穴があき、足が一本折れた。
(出典:豊島与志雄『椿の花の赤』)

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類語

命中(めいちゅう)
意味:弾丸・矢などが、ねらった所に当たること。(出典:デジタル大辞泉)

ヒット
意味:命中すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

射止める(いとめる)
意味:弓矢・鉄砲などで獲物を倒す。(出典:デジタル大辞泉)

当り(あたり)
意味:命中すること。(出典:デジタル大辞泉)

的中の意味②「予測・見当などがあたること。」

「的中」の二つ目の意味は「予測・見当などがあたること。」です。

予想や不安など、目に見えないものが当たる時に使われるのがこの意味です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・町田のアパートの近くまで来て、自分の不安が的中していたのを知った。
(出典:西村京太郎『終着駅殺人事件』)

・もっとも居心地の良いのはここではないか、という彼の予測は的中した。
(出典:片岡義男『物のかたちのバラッド』)

・直観力は鋭いけれどそれが的中していることには気がついていないらしい。
(出典:開高健『珠玉』)

・その僕の予感が、間もなく的中する時がきたではありませんか。
(出典:江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編3 怪奇幻想』)

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類語

百中(ひゃくちゅう)
意味:発するごとに必ずあたること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

ずばり
意味:物事の核心を正確に、または単刀直入に指摘するさま。(出典:デジタル大辞泉)

炯眼(けいがん)
意味:物事をはっきりと見抜く力。(出典:デジタル大辞泉)

予見(よけん)
意味:物事の起こる前に、その事を見通すこと。(出典:デジタル大辞泉)

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