苦笑とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解

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苦笑

「苦笑をもらす」などのように使う「苦笑」という言葉。

「苦笑」は、音読みで「くしょう」と読みます。

「苦笑」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「苦笑」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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苦笑の意味

「苦笑」には次の意味があります。

おもしろくてではなく、仕方なくする笑い。返答にとまどったり、不愉快に思っても表面に出せない時などに思わずする笑い。(出典:精選版 日本国語大辞典)

明治時代初期に「にがわらい」の漢字表記「苦笑」を音読みして成立した言葉ではないかと言われています。または、英語のbitter smileを直訳したものではないかとも考えられています。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・けれど踊り子と私とはなんたる相違であろうと私はわれながら苦笑した。
(出典:高見順『如何なる星の下に』)

・彼は遠くにいる父の顔を眼の前に思い浮べながら、苦笑して筆を擱いた。
(出典:夏目漱石『明暗』)

・同時にこの点でだけはすこしあなたの利害とちがっていると苦笑するの。
(出典:宮本百合子『獄中への手紙』)

・其苦笑にはどういふ意味があつたか此を忖度して明言する事は出來ない。
(出典:長塚節『記憶のまゝ』)

・理論は実行の後からついてくる、そう思って私達は二人で苦笑もした。然
(出典:豊島与志雄『微笑』)

類語

呆れる(あきれる)
意味:あまりに意外なことに驚く。あっけにとられる。唖然とする。(出典:デジタル大辞泉)

失笑(しっしょう)
意味:思わず笑い出してしまうこと。おかしさのあまり噴き出すこと。
[補説]文化庁が発表した平成23年度「国語に関する世論調査」では、本来の意味とされる「こらえ切れず吹き出して笑う」で使う人が27.7パーセント、本来の意味ではない「笑いも出ないくらいあきれる」で使う人が60.4パーセントという逆転した結果が出ている。(出典:デジタル大辞泉)

愛想笑い(あいそわらい)
意味:人の機嫌を取るための笑い。おせじわらい。(出典:デジタル大辞泉)

空笑い(そらわらい)
意味:おかしくもないのに無理に笑うこと。作り笑い。(出典:デジタル大辞泉)

嗤笑(ししょう)
意味:あざけり笑うこと。嘲笑。冷笑。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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