疾風怒濤とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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疾風怒濤

「疾風怒濤の時代」などのように使う「疾風怒濤」という言葉。

「疾風怒濤」は、音読みで「しっぷうどとう」と読みます。

「疾風怒濤」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「疾風怒濤」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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疾風怒濤の意味

「疾風怒濤」には次の意味があります。

強い風とさかまく荒波。また比喩的に、非常に困難な状況。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「疾風」は「激しく吹く風」、「怒濤」は「激しく打ち寄せる大波」を意味します。
比喩的に「非常に困難な状況」を意味することが多いです。

また、「疾風怒濤」は、1770〜80年代のドイツにおこった文学運動「シュトゥルム・ウント・ドラング Sturm und Drang」を指すこともあります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・明治十年代が、一種の疾風怒濤時代とすれば、二十年代は統制と安定の時期といえます。
(出典:中村光夫『明治文学史』)

・そこからはもう、疑問など持つ余地もない疾風怒濤だった。
(出典:米澤穂信『古典部シリーズ4 遠まわりする雛』)

・心のなかでは、疾風怒濤が吹きつけていながら、生きて境界のちがう差異が私には判って来る。
(出典:林芙美子『新版 放浪記』)

・この疾風怒濤の如き接待は、津軽人の愛情の表現なのである。
(出典:太宰治『津軽』)

・そこでそれを想像によって補っておかなければ、次章からの波瀾万丈、疾風怒濤、血沸き肉躍る物語に納得して進めないからである。
(出典:赤瀬川隼『球は転々宇宙間』)

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類語

電光石火(でんこうせっか)
意味:動作や振舞いがきわめてすばやいことをたとえていう語。(出典:精選版 日本国語大辞典)

破竹(はちく)
意味:竹を割ること。多く「破竹の如し」の形で、竹を割ったときのように勢いのあるさまをいう。(出典:精選版 日本国語大辞典)

獅子奮迅(ししふんじん)
意味:(百獣の王である獅子が、たけりはやるという意から) 物事に対処するのに、その勢いのはなはだ激しいこと、または迅速勇猛に行動することのたとえ。(出典:精選版 日本国語大辞典)

激動(げきどう)
意味:はげしくゆれうごくこと。特に、状況・情勢などがめまぐるしく変化すること。(出典:デジタル大辞泉)

疾風迅雷(しっぷうじんらい)
意味:強い風とはげしい雷(かみなり)。また比喩的に、非常にすばやくすさまじいこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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