史実とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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史実

「史実に忠実だ」などのように使う「史実」という言葉。

「史実」は、音読みで「しじつ」と読みます。

「史実」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「史実」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

史実の意味

「史実」には次の意味があります。

歴史上の事実。歴史上、実際にあった事柄。(出典:精選版 日本国語大辞典)

史実とは、歴史学者らの間で一般的に事実と認められていることを指します。

似た概念に事実/歴史があります。

「事実」は実際に起こった事柄を指すものです。一方、史実は信頼できる資料(文献、物証など)で確認された歴史上の事実を指すもので、事実とは何らか情報をもとにして「確からしい」と判断されたものを「事実」と判断しているという点で異なります。

また「歴史」は断片的な歴史的事実(史実)をもとに、推測を交えながら何らかの流れを作り、記録したものです。つまり、史実よりもより大きな概念が「歴史」であるといえるでしょう。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

史実というものは文学を離れては存在することが困難なように思われる。
(出典:寺田寅彦『科学と文学』)

・価値は充分に高いが、そのことはすぐさまそれが史実であることの証明にはならない。
(出典:阿刀田高『楽しい古事記』)

・伝説の物語りはそのまま史実ではないが、しかし何かの仕方で史実を反映している。
(出典:和辻哲郎『埋もれた日本』)

史実としては、そのころ矢作川には橋がなくて、渡し舟で川を渡していたようである。
(出典:桑田忠親『明智光秀』)

・家康公のこの機転が掛け値なしの史実であったかどうかはいささかあやしい。
(出典:種村季弘『迷信博覧会』)

類語

通史(つうし)
意味:歴史記述法の一様式。一時代または一地域に限らないで、全時代、全地域にわたって述べた総合的歴史。(出典:精選版 日本国語大辞典)

神話(しんわ)
意味:宇宙・人間・動植物・文化などの起源・創造などを始めとする自然・社会現象を超自然的存在(神)や英雄などと関連させて説く説話。(出典:デジタル大辞泉)

歴史(れきし)
意味:人間社会が経てきた変遷・発展の経過。また、その記録。(出典:デジタル大辞泉)

伝記(でんき)
意味:古くから伝えられている事柄の記録。(出典:デジタル大辞泉)

外伝(がいでん)
意味:正統的な歴史、伝記、注釈などに対して、その補助となるような歴史、伝記、注釈などをいう。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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