BGM
「映画のBGM」などのように使う「BGM」という言葉。
「BGM」は、英語の「background music」の略語です。
「BGM」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「BGM」の意味や使い方や類語について、用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
BGMの意味
「BGM」には次の意味があります。
・職場、店内、駅の構内、公園などや、映画、テレビの画面の背景に、一種の雰囲気をかもし出すために流される音楽。バックグラウンドミュージック。(出典:精選版 日本国語大辞典)
何らかの作品や場所において、雰囲気づくりのために流れる音楽のことです。
クラシック、ロック、ジャズ等、幅広い音楽ジャンルの中から演出したい雰囲気に合わせた曲が選ばれます。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・静かなBGMの流れの中で周囲の人の視線を集めるほどに彼の怒声は響いた。
(出典:森村誠一『大都会』)
・小説を書いているときのBGMはなんですか、と訊かれることがよくあります。
(出典:喜多嶋隆『砂にかいたラヴ・レター』)
・彼はそのBGMが終わるのを待って、ステレオのスイッチを切った。
(出典:東野圭吾『探偵ガリレオ』)
・映画のエンディングテーマみたいなBGMがどこかで流れていた。
(出典:桜坂洋『よくわかる現代魔法 第6巻 Firefox!』)
・たとえBGMでも、だらだらと同じ曲を演奏し続けてはいけない。
(出典:海月ルイ『十四番目の月』)
・そういえば、『昼壊し編』は普段とは違うBGMが登場しましたわね?
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 11 罪恋し編』)
・BGMがないのが残念なほど緊迫した光景、であるはずだった。
(出典:田中芳樹『創竜伝 第2巻』)
・大音量のBGMをかき消すほどの大声に、何事かと店内の視線が集中する。
(出典:伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第11巻』)