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春闘とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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春闘

「春闘に参加する」などのように使う「春闘」という言葉。

「春闘」は、音読みで「しゅんとう」と読みます。

「春闘」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「春闘」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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春闘の意味

「春闘」には次の意味があります。

毎年春に労働組合が、賃金引き上げなど労働条件改善の要求を掲げて行う全国的な共同闘争。(出典:デジタル大辞泉)

「春闘」は「春季闘争」の略で、昭和30年(1955年)から始まった闘争運動のことを示します。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・五社の中には、今まで春闘などでも一度もストライキをされたことのない会社もあった。
(出典:赤瀬川隼『球は転々宇宙間』)

・日本でも春闘のときなど、やはり労働組合の方が正義感が強い。
(出典:渡部昇一『新常識主義のすすめ』)

・あそこも賃金一万円ベースアップせよと春闘をやっている。
(出典:高野悦子『二十歳の原点』)

・さほどの春闘を行うまでもなく、会社側は大幅賃上げと史上最高のボーナスを気前よく支払った。
(出典:堺屋太一『油断!』)

・創立一五周年に当たった「三六年春闘」の組合のベア要求額と会社側の回答額は一〇〇〇円近いへだたりがあった。交渉が難航するのも当然であった。
(出典:中川靖造『創造の人生 井深大』)

類語

闘争(とうそう)
意味:社会運動や労働運動などで、権利や要求を獲得するために争うこと。(出典:デジタル大辞泉)

労働運動(ろうどううんどう)
意味:労働者が団結して労働条件の改善や社会的地位の向上を目ざして行う運動。(出典:デジタル大辞泉)

陳情(ちんじょう)
意味:目上の人に、実情や心情を述べること。特に、中央や地方の公的機関、または政治家などに、実情を訴えて、善処してくれるよう要請すること。(出典:デジタル大辞泉)

市民運動(しみんうんどう)
意味:一般市民が中心となった政治・社会運動。(出典:デジタル大辞泉)

大衆運動(たいしゅううんどう)
意味:一定の政治的、経済的、社会的、文化的な目的の実現のために、大衆が主体となって行う運動。(出典:デジタル大辞泉)

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