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野党とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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野党

「野党が敗北する」などのように使う「野党」という言葉。

「野党」は、音読みで「やとう」と読みます。

「野党」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「野党」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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野党の意味

「野党」には次の意味があります。

政党政治において政権党と対決し,次期政権政党として行動するが,現在のところ権力の外にある政党。次期政権を準備する野党の存在が,複数政党制の成熟には特に重要となる。おもに権力批判機能と政権・政策代案提出機能を演じる。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

政治の分野で使う言葉で、反対語は「与党(よとう)」です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・もう一つは彼が野党の攻撃武器に利用されている事実を指摘すること。
(出典:開高健『パニック・裸の王様』)

・また野党のほうも、気抜けすることなく審議をやってくれるのだろうか。
(出典:星新一『きまぐれ星のメモ』)

・彼等の目的は野党として大衆の間の保守勢力を拡大するところにある。
(出典:宮本百合子『今日の日本の文化問題』)

・もう野党などというものは、形式として存在しているに過ぎないのが現実だった。
(出典:赤川次郎『プロメテウスの乙女』)

・で、まあ、民放は野党だといえると恰好いいのだが、そうでもないのだ。
(出典:小林信彦『神野推理氏の華麗な冒険』)

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類語

自党(じとう)
意味:自分のなかま。また、自分が所属する党派。(出典:精選版 日本国語大辞典)

与党(よとう)
意味:政党政治において、政権を担当している政党。政権与党。政権党。(出典:デジタル大辞泉)

政党(せいとう)
意味:政治についての主義主張や政策の一致した人々がその政策を実現するために組織する団体。政社。(出典:精選版 日本国語大辞典)

政治団体(せいじだんたい)
意味:政治目的の実現のために結成された団体や組織。政党など。政治結社。(出典:デジタル大辞泉)

党(とう)
意味:政治上の主義・主張を同じくする人々の団体、結社。政党。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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