二十四節気
「今日は二十四節気の大雪である」などのように使う「二十四節気」という言葉。
「二十四節気」は、読みで「にじゅうしせっき」と読みます。
「二十四節気」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「二十四節気」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
二十四節気の意味
「二十四節気」には次の意味があります。
・太陰暦の一年を太陽の黄経に従って二四等分し、各区分点の日にその季節を表す呼称をつけたもの。日付は、年によって若干前後する。（出典：とっさの日本語便利帳）
わかりやすく言うと「一年を二十四等分にし、区切りの日に季節を表す呼称をつけたもの」という意味です。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・。凝ったつくりの時計で、時刻は名古屋に合わせた和刻、暦は二十四節気が表示されている。
（出典：服部真澄『清談 佛々堂先生 わらしべ長者、あるいは恋』）
夜にはいると、寒さはいちだんと強まり、二十四節気にいう清明がめぐりきて、文字どおり清く明るい時節になるべきなのに、東京の市はかたく雨戸を閉ざすばかりだった。
（出典：荒俣宏『帝都物語 第壱番』）
・今日は二十四節気の大雪なので寒い。
・江戸時代初期には二十四節気が2日早く記載されるようになっていた。
・中国との名称が異なる二十四節気もある。
・二十四節気は段階的に記されたものである。
・日本のカレンダーに記される二十四節気は定気法によるものである。
