メロウ
「メロウな味わい」などのように使う「メロウ」という言葉。
英語表記では、「mellow」と書きます。
「メロウ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「メロウ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
メロウの意味
「メロウ」には次の意味があります。
・果物などが、熟しているさま。香りや甘みが豊かなさま。メローともいう(出典:デジタル大辞泉)
しばしば、比喩的に甘美な音楽などに対して用います。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
メロウの使い方・例文
・メローなシティー・サウンドの興隆に伴って、ロックから遠ざかったぼくなぞにとって、例えばザ・バンドのようなロックが、「お尻をたたいてくれるやつ」であったと思っている。
(出典:松平維秋『松平維秋の仕事』)
・世間の呼び方では、“ソフト&メロー”、“シティー・ミュージック”、あれのことだ。
(出典:松平維秋『松平維秋の仕事』)
・こういうメロウな曲なら彼のトーンが合う。
・メロウな楽曲がたくさん入ったアルバムだ。
類語
・快美(かいび)
意味:この上もなくこころよいこと。(出典:デジタル大辞泉)
・夢現(ゆめうつつ)
意味:夢と現実。(出典:デジタル大辞泉)
・陶酔(とうすい)
意味:気持ちよく酔うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・官能的(かんのうてき)
意味:性的感覚をそそるさま。(出典:デジタル大辞泉)
・夢心地(ゆめごこち)
意味:夢のようなうっとりとした気持ち。(出典:デジタル大辞泉)