魅力
「魅力的な女性」などのように使う「魅力」という言葉。
「魅力」は、音読みで「みりょく」と読みます。
「魅力」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「魅力」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
魅力の意味
「魅力」には次の意味があります。
・ 人の心をひきつけて夢中にさせる力。(出典:デジタル大辞泉)
人の注目や感心をひくような優れている要素という意味です。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・彼はインディアンの女たちから見ればきわめて魅力的な存在らしかった。
(出典:ドイル/永井淳訳『失われた世界』)
・作者が意識的に人物それ自身をして魅力ある言葉を語らせる場合もある。
(出典:岸田国士『「語られる言葉」の美』)
・することは同じ種類のことでも、そのほうが自由という魅力があった。
(出典:ルソー/桑原武夫訳『告白(上)』)
・何といっても、祖父は正木の家では他の誰よりも大きな魅力を持っている。
(出典:下村湖人『次郎物語』)
・これらの行為は、それが悪であり、危険であるためにのみ魅力をもつのだ。
(出典:平林初之輔『ポウの本質』)
類語
・魅了(みりょう)
意味:人の心をすっかりひきつけて、うっとりさせてしまうこと。(出典:デジタル大辞泉)
・魅惑(みわく)
意味:人の心をひきつけ、理性を失わせること。(出典:デジタル大辞泉)
・チャーム
意味:魅惑すること。(出典:デジタル大辞泉)
・妙味(みょうみ)
意味:非常にすぐれた趣。(出典:デジタル大辞泉)
・色気(いろけ)
意味:人をひきつける性的魅力。(出典:デジタル大辞泉)