精度
「精度が高い」などのように使う「精度」という言葉。
「精度」は、音読みで「せいど」と読みます。
「精度」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「精度」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
精度の意味
「精度」には次の意味があります。
・測定する際や、また、器械などの正確さ・精密さの度合い。また、仕事などの正確さの度合い。(出典:デジタル大辞泉)
どれくらい正しいかという程度・度合いを表す言葉であり、主に測定した値等の数字を比較する際に使われます。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・異星船に対する高精度の観測から、意外にもリングは候補から外された。
(出典:野尻抱介『太陽の簒奪者』)
・そんな時間帯が続いたんで、だんだん僕のパスの精度が落ちてきてた。
(出典:金子達仁『28年目のハーフタイム』)
・現代の科学では地震を分単位の精度で予知することは不可能である。
(出典:乾くるみ『リピート』)
・これを確かめる観測が数多くなされたが、いずれも精度の高いものだった。
(出典:ホーガン『創世記機械械』)
・それも拳や剣を振り回すタイミングなどを百分の一秒以下の精度でだ。
(出典:葉山透『9S<ナインエス> 第01巻』)
類語
・明確(めいかく)
意味:はっきりしていてまちがいのないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・精密度(せいみつど)
意味:測定値の偶然誤差によるばらつきの程度を示す値(出典:岩石学辞典)
・精緻(せいち)
意味:極めて詳しく細かいこと。たいへん綿密なこと。(出典:デジタル大辞泉)
・的確(てきかく)
意味:的をはずさないで、まちがいがないこと。(出典:デジタル大辞泉)
・確度(かくど)
意味:確かさの度合い。確実さ。(出典:デジタル大辞泉)