カリスマ
「カリスマ性のある経営者」などのように使う「カリスマ」という言葉。
英語では「charisma」と表記します。
「カリスマ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「カリスマ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
カリスマの意味
「カリスマ」には次の意味があります。
・予言や奇跡を行なう超能力。転じて、大衆を心酔させ、従わせる、超人間的な資質や能力。また、そのような資質をもった人。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「カリスマ」をわかりやすく言うと、人を惹きつける強烈な魅力や資質、またそれを持つ人という意味になります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・彼は、当時のゲーム業界最大のカリスマと呼ばれていた男だった。
(出典:九里史生『SAO Web 01』)
・織田信長は、圧倒的なカリスマを持っており、部下はその下で必死に働く。
(出典:井沢元彦『日本史の叛逆者 私説・本能寺の変』)
・その当時十九歳だった彼は、すでに一部の人々からカリスマ的人気を博していた。
(出典:柴田曜子『尾崎豊 夢のかたち』)
・大の大人でも圧倒されてしまうような、カリスマを感じさせる。
(出典:岡野麻里安『銀の共鳴1 桜の降魔陣』)
・誰をも魅了してしまう、そんなカリスマ性を持って生まれてくる人間が、稀にいる。
(出典:乾くるみ『Jの神話』)
類語
・英雄(えいゆう)
意味:才知・武勇にすぐれ、常人にできないことを成し遂げた人。(出典:デジタル大辞泉)
・英傑(えいけつ)
意味:才知の人並み以上にすぐれていること。また、その人。英雄豪傑。英偉。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・傑物(けつぶつ)
意味:秀でた人物。傑出した人物。(出典:デジタル大辞泉)
・偉才(いさい)
意味:すぐれた才能。また、その持ち主。(出典:デジタル大辞泉)
・オーラ
意味:人体から発散される霊的なエネルギー。転じて、ある人や物が発する、一種独得な霊的な雰囲気。(出典:デジタル大辞泉)