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開闢とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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開闢

「開闢以来のこと」などのように使う「開闢」という言葉。

「開闢」は、音読みで「かいびゃく」と読みます。

「開闢」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「開闢」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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開闢の意味

「開闢」には次の意味があります。

天地創造のとき。世のはじめ。(出典:平凡社「普及版 字通」)

古くは、「かいひゃく」と読んだこともあります。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・世界開闢の歴史を見るに、初めは独化の一人ありて、後に男女夫婦を生じたりという。
(出典:福沢諭吉 『日本男子論』)

・オヴィドの宇宙開闢説はヘシオドのといくらも違ったところはない。
(出典:寺田寅彦 『宇宙の始まり』)

・我日本の帝室は開闢の初より尽未来の末迄縦に引きたる一条の金鉄線なり。
(出典:幸徳秋水 『文士としての兆民先生』)

開闢以来例しのない暴風のあつた日でございますからね。
(出典:森林太郎 『うづしほ』)

・万世一系の皇統を誇る大日本帝国も開闢以来初めて敗北を認めたのである。
(出典:豊田穣 『海軍軍令部』)

・このために、大阪市は開闢以来見たことのない芸術的の都市になるであろうと考えられた。
(出典:賀川豊彦 『空中征服』)

・宇宙開闢以来の長い時間の流れの中で、「私」はなぜ、いまこの時代に生まれたのか?
(出典:茂木健一郎 『脳 整理法』)

・私達がなぜ英語を話すのか知りませんが、開闢以来の方言です。
(出典:ホワイト・フレッド・M 『幽霊島』)

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