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所蔵とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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所蔵

「所蔵する」などのように使う「所蔵」という言葉。

「所蔵」は、音読みで「しょぞう」と読みます。

「所蔵」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「所蔵」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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所蔵の意味

「所蔵」には次の意味があります。

自分のものとしておさめておくこと。内にしまっておくこと。また、そのもの。所有しているところのもの。(出典:精選版 日本国語大辞典)

似ている言葉に「収蔵」がありますが、この言葉を使うときは、自分のものとは限りません。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・優れた美術品を所蔵している人々の経済は戦争によって著しく変化した。
(出典:宮本百合子 「今日の日本の文化問題」)

・こんなわけで所蔵していたのだが、三年ほどまえに、ふと気にしはじめた。
(出典:星新一 「きまぐれ星のメモ」)

・ただ、それらしいものといえば、刀剣をいくらか所蔵していることだった。
(出典:松本清張 「象徴の設計 新装版」)

・青年は彼らの所蔵する価値ある書物全部を、自分の家に運ぶように命じました。
(出典:佐藤正彰 「千一夜物語」)

・この面はそのとき新調の装束とともに、今は美校の所蔵品となっている。
(出典:山本笑月 「明治世相百話」)

・また別の日には、父の何年ぶりかの所蔵品の虫干もありました。
(出典:鷹野つぎ 「虫干し」)

・時には同好者が会合して、めいめいの所蔵品を見せ合うこともあった。
(出典:岡本綺堂 「半七捕物帳」)

・彼女は、一時、山本のマッチの字なぞよりもっと珍しい物も所蔵していた。
(出典:阿川弘之 「山本五十六」)

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