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命の洗濯とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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命の洗濯

「旅行に行き、命の洗濯をしてきた」などのように使う「命の洗濯」という言葉。

「命の洗濯」は、「いのちのせんたく」と読みます。

「命の洗濯」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「命の洗濯」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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命の洗濯の意味

「命の洗濯」には次の意味があります。

日ごろの束縛や苦労から解放されて、のんびり気ままに楽しむこと。(出典:デジタル大辞泉)

寿命が延びるほど思う存分に楽しむことが語源です。
心のリフレッシュを指すので、健康診断などで寿命を延ばす事には使いません。
類義語に「命の土用干し」などがあります。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・遠く離れた自然の豊富な大地、人間の手の入っていない大地がそこにはある。たまにはそんなところに行って「命の洗濯」をしたいと思うものだろう。
(出典:谷川一巳 『世界の「空港」物語』)

・山里で命の洗濯をしながら、好きな芝居を村の人に教えて、それで三度の飯と宿にありつける。
(出典:坂東眞砂子 『山妣』)

・うるさい鬼の、留守の間の命の洗濯である。
(出典:佐藤垢石 『河童酒宴』)

・なんの理由も説明せず、 「ちょっと命の洗濯を」 それだけ言って休んだ。
(出典:阿刀田高 『響灘 そして十二の短篇』)

・たまには命の洗濯や睾玉の皺伸をやらないと、人間の様な気持ちがせぬワイ。
(出典:出口王仁三郎 『霊界物語 第三〇巻 海洋万里 巳の巻』)

・普通、命の洗濯だったら映画を見に行くとか、おいしいものを食べに行くとか、そういったことをするでしょう。
(出典:井沢元彦 『GEN 源氏物語 秘録』)

・寸暇を惜しんで命の洗濯にきているのである。
(出典:富野由悠季 『オーラバトラー戦記 10 重層の刻』)

・人間は命の洗濯、たまには保養をしなけりゃァたまらない。
(出典:今村信雄編 『古典落語(上)』)

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