作用
「作用を及ぼす」などのように使う「作用」という言葉。
「作用」は、音読みで「さよう」と読みます。
「作用」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「作用」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
作用の意味
「作用」には次の意味があります。
・あるものが他に影響を与えるようにはたらくこと。また、そのはたらき。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「作用」には他の意味もありますが、上記の意味で使われることがほとんどです。 例えば、「音楽には、気持ちをリラックスさせる作用がある」という使い方で「音楽には、気持ちをリラックスさせる働きがある」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・休憩中に、コーヒーを飲んだ。コーヒーには眠気をさます作用があるらしい。
・ヤクルト1000には睡眠に良い作用があると聞き、これを買い求め店に訪れた。
・足の血行が悪いと感じ、ストレッチをした。その作用がすぐに現れたのか、足が柔らかく感じた。
・太陽には気分を上向かせる作用でもあるのだろうかと思うほどに、気分は晴れやかだった。
・低気圧には、頭痛をもたらす作用があると言われている。
・ハーブティーにはリラックスさせる効果があると聞き飲んでみたが、なんの作用もなかった。
・その怒りは、原動力として作用した。
・風邪薬には、解熱・鎮痛等の作用がある。