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重曹とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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重曹

「掃除に重曹を使う」などのように使う「重曹」という言葉。

「重曹」は、音読みで「じゅうそう」と読みます。

「重曹」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「重曹」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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重曹の意味

「重曹」には次の意味があります。

炭酸水素ナトリウムNaHCO3の通称である重炭酸ソーダを、さらに省略した呼称。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))

わかりやすく言えば「炭酸水素ナトリウム」の俗称であり、重炭酸曹達(じゅうたんさんそーだ)の略です。
「曹達」で「そーだ」と読みます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

重曹を含ませて軽く焼きあげたもので塩味がある。
(出典:有島武郎『或る女』)

重曹を入れてふくらますという手もあった。
(出典:開高健『最後の晩餐』)

・塩以外にあく抜きのために重曹をちょっと入れる人もあるが、ぼくはアスパラガスのあくそのものが好きなので、塩だけで十分だ。
(出典:岩城宏之『棒ふりの休日』)

・伯爵さまは夜中に起きて、重曹をお飲みにならざるをえませんでした。
(出典:シムノン/長島良三訳『メグレと老外交官の死』)

・しかし茄子に発見されたシュウ酸ナトリウムや重曹は、分離されて付着していたのです。
(出典:森村誠一『野性の証明』)

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類語

石灰せっかい
意味:生石灰(酸化カルシウム)CaOのことをいうが,水和生成物の消石灰(水酸化カルシウム)Ca(OH)2をさすこともある。(出典:化学辞典 第2版)

アルカリ性アルカリせい
意味:アルカリの持つ性質。水溶液中で水酸イオンを生じて、赤色リトマスを青変させ、溶液が七より大きい pH を示す。(出典:精選版 日本国語大辞典)

消石灰しょうせっかい
意味:水酸化カルシウムのこと。生石灰を水または水蒸気で消和してつくる。(出典:精選版 日本国語大辞典)

ソーダ灰ソーダはい
意味:無水炭酸ナトリウムNa2CO3の工業薬品名。普通の市販品は,Na2CO398% 以上。(出典:化学辞典 第2版)

生石灰せいせっかい
意味:酸化カルシウムの慣用名。(出典:化学辞典 第2版)

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