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一筋縄とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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一筋縄

「一筋縄のようには」などのように使う「一筋縄」という言葉。

「一筋縄」は、訓読みで「ひとすじなわ」と読みます。

「一筋縄」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「一筋縄」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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一筋縄の意味

「一筋縄」には次の意味があります。

1本の縄。また転じて、普通のやり方。尋常一様の手段。(出典:デジタル大辞泉)

 当たり前のように誰もが知っている方法や、簡単にできるもの、分かりきったことを縄に例えて言う言葉です。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・僕は自分自身が一筋縄でいかないことに感動に近い気持ちを覚えていた。
(出典:花村萬月『幸荘物語』)

・この男との恋は、私には、もう一筋縄ひとすじなわではいかなくなっているんだから。
(出典:プラトン/戸塚七郎訳『饗宴』)

・もちろん、誰の人生だって、一筋縄ではいかないってことはわかってる。
(出典:打海文三『時には懺悔を』)

・オメガ中隊に所属する隊員は、一様に一筋縄では行かぬ者ばかりである。
(出典:ロバート・アスプリン『銀河おさわがせ中隊』)

・そんな台詞を少女の身なりで言うのだから、狂犬も一筋縄ひとすじなわではいかない。
(出典:西尾維新『真庭語』)

・慣れ切っている風付ふうつきを見ると、一筋縄で行く曲者くせものじゃなさそうだ。
(出典:夢野久作『山羊髯編輯長』)

・弾頭らしきものは見当らないが、兵器のことだから一筋縄ひとすじなわではいかない。
(出典:野尻抱介『クレギオン 7 ベクフットの虜』)

・珠子には、三人が一筋縄でいかぬ祖父のことをひどく恐れているように思えた。
(出典:筒井康隆『わたしのグランパ』)

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