音を上げる
「手に負えない仕事に音を上げる」などのように使う「音を上げる」という言葉。
「音を上げる」は、「ねをあげる」と読みます。
「音を上げる」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「音を上げる」の意味や使い方について、用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
音を上げるの意味
「音を上げる」には次の意味があります。
・ 苦しさに耐えられず声を立てる。弱音を吐く。降参する。(出典:デジタル大辞泉)
苦しい時や辛い時に、泣きごと言うことが由来です。
似た言葉には、「匙(さじ)を投げる」などがあります。
具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・彼は仕事が山積みになり、ついに音を上げた。
・まさか達也が音を上げて、帰ってしまうとは思いもよらなかった。
・彼女はどんなことがあっても、絶対に音を上げない強い心を持っている。
・この程度で音を上げるなんて、彼には向いていなかったのだろうか。
・何度も音を上げそうになったが、ついに地球一周を達成した。