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血も涙もないとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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血も涙もない

「血も涙もない要求をする」などのように使う「血も涙もない」という言葉。

「血も涙もない」は、訓読みで「ちもなみだもない」と読みます。

「血も涙もない」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「血も涙もない」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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血も涙もないの意味

「血も涙もない」には次の意味があります。

・全く人情味がない。冷酷そのものである。(出典:デジタル大辞泉)

「血も涙もない要求をする」は「冷酷そのものな要求をする」と言い換えることができます。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・私だって、あんな血も涙もないデカ長にゲロするよりは、その方がいい。
(出典:佐竹一彦『刑事部屋』)

・兄は人間の着物を着た獣、血も涙もない恐ろしい悪魔なのです。
(出典:横溝正史『悪魔の家』)

・それが何であれ、いずれ血も涙もない悪事の端となるにちがいない。
(出典:ストーカー/平井呈一訳『吸血鬼ドラキュラ』)

・ポンス・ラカーブルという血も涙もない検事まで泣いているのを見ましたわ。
(出典:ユゴー/辻昶,松下和則訳『ノートルダム・ド・パリ(上)』)

・となると、おれは血も涙もないそいつと永久に付き合わされるというわけだ。
(出典:グィン『ゲド戦記1 影との戦い』)

類語

・薄情(はくじょう)
意味:人情に薄いこと。思いやりの気持ちがないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

・冷淡(れいたん)
意味:思いやりがないこと。同情や親切心を示さないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

・冷ややか(ひややか)
意味:態度が冷淡であるさま。(出典:デジタル大辞泉)

・非人情(ひにんじょう)
意味:他人に対する思いやりに欠けること。冷淡で人情がないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

・冷酷(れいこく)
意味:思いやりがなくむごいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

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