火葬
「火葬場」などのように使う「火葬」という言葉。
「火葬」は、音読みで「火葬」と読みます。
「火葬」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「火葬」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
火葬の意味
「火葬」には次の意味があります。
・遺体を焼き、残った骨を葬ること。荼毘。(出典:)
「火葬」をわかりやすく言うと「遺体を焼くこと」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・もしかして、どこかで隠れて火葬を見ているのではないかと思ったのだ。
(出典:赤川次郎『セーラー服と機関銃』)
・わたしの肉体はもうとっくに火葬されて骨になって、お墓の下だものね。
(出典:柴田よしき『好きよ』)
・この国では死体は土葬にされることもあるし、火葬にされることもある。
(出典:マルコ・ポーロ/青木富太郎訳『東方見聞録』)
・現に日本では大事をとって、死後の二十四時間以内は火葬ができません。
(出典:初野晴『水の時計』)
・しかし、そのときには、遺体は火葬されて明確な証拠はなくなっていた。
(出典:上野正彦『死体は語る』)
・また、戦死した者の遺体は火葬されて、その遺灰が日本の家に送られます。
(出典:林田清明『男子の本懐』)
・お寺生まれのせいか、人は死ぬと火葬か土葬になるものだと知ってはいた。
(出典:玄侑宗久『死んだらどうなるの?』)
・それらを他の骨と一緒に火葬にして、一体分ずつ骨箱に納めました。
(出典:三浦哲郎『愁月記』)