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有為とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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有為

「有為な人材」などのように使う「有為」という言葉。

「有為」は、音読みで「ゆうい」と読みます。

「有為」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「有為」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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有為の意味

「有為」には次の意味があります。

能力があること。役に立つこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

「有為(ゆうい)」は、役に立つことを指しますが、「有為」を「うい」と読む場合は仏教用語で「因縁によって起きる現象」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・あなたのような有為の青年が発展すべき所は当分ほかに無いでしょう。
(出典:夏目漱石『彼岸過迄』)

・そのために有為な人材を国内外に送って、村発展の道を開くつもりである。
(出典:吉岡忍『奇跡を起こした村のはなし』)

・ここでは子供も大人も老人も、 危険にとりまかれながら、有為な年月を送るのだ。
(出典:養老孟司『脳の見方』)

・話し合ってみたら、私はこの有為な少年にすっかり共鳴してしまった。
(出典:ルルー/木村庄三郎訳『黄色い部屋の秘密』)

・無能者でも他人に好かれることがあり、嫌われ者でも有為の人物はいる。
(出典:田中芳樹『タイタニア2-暴風編』)

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類語

有益ゆうえき
意味:利益があること。ためになること。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

卓抜たくばつ
意味:他に抜きん出てすぐれていること。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

非凡ひぼん
意味:平凡でないこと。通常でないこと。特にすぐれていること。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

敏腕びんわん
意味:物事のとりさばきがてきぱきしていて、たしかなこと。また、その能力やさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

腕利きうできき
意味:技能がすぐれていること。また、その人。(出典:デジタル大辞泉)

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