タイムスリップ
「タイムスリップして過去に行く」などのように使う「タイムスリップ」という言葉。
「タイムスリップ」は、英語で「time slip」と書きます。
「タイムスリップ」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「タイムスリップ」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
タイムスリップの意味
「タイムスリップ」には次の意味があります。
・ＳＦ小説などに登場する空想的な現象。時空間のひずみに落ち込んで、瞬時に過去または未来に移動してしまうというもの。（出典：精選版 日本国語大辞典）
現在の時間と空間から過去や未来の世界に瞬間的に移動することを意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・そう何度もこの日にタイムスリップする事態になるとは思いたくないが。
（出典：谷川流『4 涼宮ハルヒの消失』）
・昭和二十年代の日本からタイムスリップしてきたような女性だった。
（出典：吉村達也『トリック狂殺人事件』）
・タイムスリップはするべきではないと、あいつはそういうのだろうか。
（出典：西尾維新『物語シリーズ 8 傾物語』）
・子供の頃、いつもみていた父の書斎にタイムスリップしたようだった。
（出典：新堂冬樹『忘れ雪』）
・あるとき彼は、自分はタイムスリップを起こしているのだと言ったことがあった。
（出典：西田俊也『love history』）
・過去からタイムスリップでもしてきてない限り、腹を下しそうだ。
（出典：入間人間『電波女と青春男 第1巻』）
・まるでタイムスリップしたみたいにおねえさんは昭和三十年代になっていたんです。
（出典：南伸坊『ぼくのコドモ時間』）
・その生家で、由佳はタイムスリップしたかのように、寝床を取っている。
（出典：姉小路祐『動く不動産』）
