医薬品
「医薬品を買う」などのように使う「医薬品」という言葉。
「医薬品」は、音読みで「いやくひん」と読みます。
「医薬品」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「医薬品」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
医薬品の意味
「医薬品」には次の意味があります。
・病気の診断、治療、予防に用いる薬。薬機法で、開発・生産・使用について規制されている薬。(出典:デジタル大辞泉)
病気を治すために作られた薬のことで、厚生労働省で効果が認められている成分が配合されています。
病院で医者が出す薬だけでなくドラッグストアなどのお店で買うこともできます。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・医薬品を少しばかり持って行って、北から出て来た連中に渡せばいい。
(出典:半村良『およね平吉時穴道行』)
・もしわれわれがあの医薬品を届けてやらなければ死んでしまう。
(出典:J・ブリッシュ『スター・トレックTV版(全12巻) 10 最後〔オメガ〕の栄光』)
・医薬品のためにあれだけ大騒ぎしたとなると、他の理由は考えられないからね。
(出典:K・H・シェール『ドイツSF/シェール初期長編(全4巻) 2 地球人捕虜収容所』)
・病院は少し前まで人がいたのか、医薬品と血と膿の匂いがした。
(出典:榊涼介『ガンパレード・マーチ 10-もうひとつの撤退戦』)
・アルスラーンからわけてもらった食糧も医薬品も残りすくなくなっていた。
(出典:田中芳樹『アルスラーン戦記5』)
・医薬品についての文献や論文を、日本語に翻訳する仕事を任されて三年になる。
(出典:新津きよみ『婚約者』)
・トレーラーの中から測定器材や数日分の食料、医薬品などが降ろされた。
(出典:山本弘『時の果てのフェブラリー 赤方偏移世界 徳間デュアル文庫版』)
・なにも、劇場の宣伝に、医薬品メーカーが片棒をかつぐ必要はないからである。
(出典:梶山季之『罠のある季節』)