スポンサーリンク

刹那主義とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

スポンサーリンク

刹那主義

「刹那主義な恋だった」などのように使う「刹那主義」という言葉。

「刹那主義」は、音読みで「せつなしゅぎ」と読みます。

「刹那主義」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「刹那主義」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

スポンサーリンク

刹那主義の意味

「刹那主義」には次の意味があります。

過去や将来のことを考えないで、ただ現在の瞬間を充実させて生きればよいとする考え方。また、一時的な快楽を求めようとする考え方。(出典:デジタル大辞泉)

「刹那」は仏教用語でとても短い時間や瞬間という意味を持ちます。
今だけ良ければいいという自分勝手なイメージがありますが、本来は「今この一瞬を大切にして生きること」という考え方です。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・元から刹那主義な恋だったから、当然行き詰りが来たのかも知れない。
(出典:吉川英治『銀河まつり』)

・この自然主義が誤れる刹那の観念の上に立つとき刹那主義が生まれる。
(出典:倉田百三『愛と認識との出発』)

・「きみが刹那主義だとは知らなかった」と彼は溜息をつく。
(出典:森瑤子『香水物語』)

刹那主義の立脚地はここにあるかもしれない。
(出典:倉田百三『愛と認識との出発』)

・あれは刹那主義じゃないか。
(出典:半村良『亜空間要塞』)

・彼の刹那主義こそ危いものだ。
(出典:倉田百三『愛と認識との出発』)

・人生をそんな刹那主義的人生観で彩ってしまうのは、なんとももったいない話ではないか。
(出典:里中哲彦『鬼平犯科帳の人生論』)

・われわれもすっかり、インスタント刹那主義者となり、一応の自己改革は成し遂げたのである。
(出典:大槻ケンヂ『のほほん人間革命』)

タイトルとURLをコピーしました