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天壌無窮とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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天壌無窮

「天壌無窮の民」などのように使う「天壌無窮」という言葉。

「天壌無窮」は、音読みで「てんじょうむきゅう」と読みます。

「天壌無窮」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「天壌無窮」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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天壌無窮の意味

「天壌無窮」には次の意味があります。

天地とともに永遠に続くこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

天と地がなくならないように、永遠に続くことのたとえです。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・万邦に比類なき天壌無窮の民はさまざまな怪力乱神にとりすがっていた。
(出典:開高健『青い月曜日』)

・我が万世一系天壌無窮の皇運は絶対のものである。
(出典:喜田貞吉『道鏡皇胤論について』)

・我が国のごとく神代より皇統連綿として天壌無窮なる国家は無い。
(出典:出口王仁三郎『水鏡』)

・世界無類の国体を、天壌無窮に伝うることを祈念せなければなりませぬ。
(出典:井上円了『通俗講義 霊魂不滅論』)

天壌無窮の女神じゃ。
(出典:山田風太郎『ラスプーチンが来た 山田風太郎明治小説全集11』)

天壌無窮。思いは天地とともに果てなし。
(出典:香月日輪『大江戸妖怪かわら版1 異界から落ち来る者あり 上』)

・一旦緩急あらば、義勇公に奉じ、以て天壌無窮の皇運を扶翼すべし。
(出典:蜷川新『天皇』)

・捜査のヒントを与えてやろうと天壌無窮の慈善的精神によってフツカヨイだというのに、こういう俗界へ降臨してやったんだぞ。
(出典:坂口安吾『投手殺人事件』)

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