ホワイトデー
「ホワイトデーのお返し」などのように使う「ホワイトデー」という言葉。
「ホワイトデー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ホワイトデー」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
ホワイトデーの意味
「ホワイトデー」には次の意味があります。
・男性がバレンタインデーのお返しとして、女性にキャンディーなどを贈る日。三月一四日。(出典:精選版 日本国語大辞典)
バレンタインデーにもらったプレゼントのお返しを贈る日のことをホワイトデーと呼びます。
これは、贈り物を頂いたらお返しをするという習慣のある日本でのみ行われている行事です。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・今日はホワイトデーだと、その人形の腹に貼ってあるポスターが告げている。
(出典:角田光代『愛がなんだ』)
・もらったからには、やはりホワイトデーにお返ししないといけないのだろうか。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 26 クリスクロス』)
・俺の解釈では、ホワイトデーはあくまでもお返しで、愛の告白じゃない。
(出典:新堂冬樹『ブルーバレンタイン』)
・ヘンな道具のことじゃなくて、ホワイトデーのお返しはもう買ったのかって訊いてるんだよ!
(出典:西野かつみ『かのこん 第4巻 ~オトメたちのヒミツ~』)
・これまではホワイトデーにお返しをしていたのですけど、今年は本当に忙しくてとうとうお礼できないままになってしまいました。
(出典:小野不由美『悪霊シリーズ 8 悪霊だってヘイキ!下』)
・「はい、これ」 とホワイトデーに、恋人だった男の人は私にプレゼントの包みをくれた。
(出典:山本文緒『日々是作文(ひびこれさくぶん)』)
・編集のお仕事は忙しいだろうけれど、ホワイトデーだけは空けておいてくださいね。
(出典:姫野カオルコ『終業式』)
・ホワイトデーには26000回のキスを返してください。
(出典:姫野カオルコ『初体験物語』)