エアコン
「エアコンをつける」などのように使う「エアコン」という言葉。
「エアコン」は「エアコンディショナー」の略語です。
「エアコン」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「エアコン」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
エアコンの意味
「エアコン」には次の意味があります。
・室内、家屋内の空気の温度、湿度を自動的に調節する装置。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「エア」は「空気」、「コンディショナー」は「調節装置」という意味です。
室内の温度や室温を適切に調節することで体調管理に役立ちます。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・君にエアコンを調べさせたのは、あそこから循環させたと思ったからだ。
(出典:初野晴『漆黒の王子』)
・エアコンを入れているのなら、ドアを開けていては冷気が逃げてしまう。
(出典:乃南アサ『暗鬼』)
・部屋の扉を開けっ放しにしたからエアコンの風が廊下に漏れているのだ。
(出典:入間人間『電波女と青春男 第4巻』)
・エアコンとビデオがあり、市民が映画を観られる唯一の場所でもある。
(出典:樋口有介『楽園』)
・暗くなった部屋、一瞬聞こえてそれきり消えてしまったエアコンの動作音。
(出典:小野不由美『悪夢の棲む家 (上) 挿絵あり』)
・いかに列車の中がエアコンがきいていたとしても、体に毛布は掛けていた。
(出典:峰隆一郎『殺人急行北の逆転240秒』)
・燃料電池でエアコンだけでも作動させようとしたが、これも死んでいた。
(出典:野尻抱介『クレギオン 2 フェイダーリンクの鯨』)
・上の階の一等に乗ったわけだが、エアコンがきいていて、なかなか快適。
(出典:星新一『きまぐれ体験紀行』)