屋外
「屋外に出る」などのように使う「屋外」という言葉。
「屋外」は、音読みで「おくがい」と読みます。
「屋外」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「屋外」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
屋外の意味
「屋外」には次の意味があります。
・建物の外。家屋の外。戸外。(出典:デジタル大辞泉)
「屋外」をわかりやすく言うと「家や建物の外」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・だが、残り一〇一九八の「実験」は戦場の条件上、屋外で行うしかない。
(出典:鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第3巻』)
・部屋に出入りするための内ドアもなければ、屋外から建物にはいる場所もない。
(出典:ジョン・ヴァーリイ『ティーターン』)
・今年じゅうにはすべての空港業務が屋外に出なくてもできるようになるはずだ。
(出典:ヴィンジ『最果ての銀河船団(下)』)
・普段屋外に出ても海の音など意識したことなどはないのだが。
(出典:京極夏彦『狂骨の夢』)
・一階の屋外に出入りできるドアと扉はすべて鍵がかけられていた。
(出典:ガボリオ/松村喜雄訳『ルコック探偵(上)』)
・一歩三吉が屋外へ出てみると、暗い空には銀河が煙の様に白かった。
(出典:島崎藤村『家』)
・屋外でバーベキューをする時に、下に敷いたらいいかなと思いまして。
(出典:東野圭吾『レイクサイド』)
・玄関先で医者はふたりに対し、もっと屋外へ連れていくように、と軽く注意した。
(出典:小池真理子『仮面のマドンナ』)