知り合い
「知り合いの紹介で習い事を始めた」などのように使う「知り合い」という言葉。
「知り合い」は、訓読みで「しりあい」と読みます。
「知り合い」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「知り合い」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
知り合いの意味
「知り合い」には次の意味があります。
・互いに相手を知っていること。また、その相手。(出典:デジタル大辞泉)
「知り合い」とは、どちらか一方だけではなく、お互いに相手のことを知っていることを言います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・俺の知り合いの女の人は みんなお兄ちゃんと住んでいる人ばかりです。
(出典:ヒロシ『ヒロシです。』)
・しかもたいてい知り合いのあいだだから、形式はまったく不必要である。
(出典:夏目漱石『三四郎』)
・そこで彼は、それぞれ王位についている二人の兄弟と知り合いになった。
(出典:ウルフ/岡部宏之訳『新しい太陽の書3』)
・それでその日から今まで、お知り合いのどなたにも話しませんでしたの。
(出典:オースティン/ハーディング祥子訳『エマ(下)』)
・確かに祖母が日本魔法界のトップ層と知り合いでも、何の不思議もない。
(出典:佐島勤『魔法科高校の劣等生 5 夏休み編+1』)
類語
・知人(ちじん)
意味:互いに知っている人。知り合い。(出典:デジタル大辞泉)
・面識(めんしき)
意味:互いに顔を知っていること。知り合いであること。(出典:デジタル大辞泉)
・顔馴染み(かおなじみ)
意味:何度も会っていて、顔を知っていること。また、その人。(出典:デジタル大辞泉)
・幼馴染(おさななじみ)
意味:子供のころに親しくしていたこと。また、その人。(出典:デジタル大辞泉)
・近付き(ちかづき)
意味:知り合うこと。親しくなること。また、その人。知り合い。(出典:デジタル大辞泉)