プラザ
「ショッピングプラザ」などのように使う「プラザ」という言葉。
「プラザ」は、スペイン語で「plaza」と表記します。
「プラザ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「プラザ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
プラザの意味
「プラザ」には次の意味があります。
・広場。市場。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「プラザ(plaza)」はスペイン語で「人が多く集まるところ」を意味する言葉です。
カタカナ語としては「街中の人が多く集まる広場」というような意味で使います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・芝居が終ってからプラザでめしを食って来たそうだ。
(出典:ダイン/鈴木幸夫訳『僧正(ビショップ)殺人事件』)
・そこにIDOの携帯電話を売っているプラザが目に入る。
(出典:松永真理『iモード事件』)
・エントランスプラザにいた数千人の群集は、たちまちパニックに陥った。
(出典:山本弘『神は沈黙せず』)
・かつてニュース劇場だったプラザの小劇場は、もう、ニュース劇場ではなかった。
(出典:マックス・エールリッヒ『巨眼』)
・平成七年の秋には生涯学習センターとして文化プラザが建設されるが、その市立図書館内には水木作品の特別コーナーが設けられる予定だった。
(出典:足立倫行『妖怪と歩く ドキュメント・水木しげる』)
類語
・広場(ひろば)
意味:広い場所。建物や樹木などの障害物がなく広くひらけた場所。ひろっぱ。また、市街地の中で公共的な性格をもった一定の広い場所。比喩的に意志の疎通をはかることのできるような共通の場の意にも用いる。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・スクエア
意味:街路の交差点にある四角な広場。(出典:デジタル大辞泉)
・公園(こうえん)
意味:市街地などに設けられた公共施設としての庭園や遊園地。(出典:デジタル大辞泉)
・マルシェ
意味:市。市場。(出典:デジタル大辞泉)
・市場(いちば)
意味:小売店が集まって常設の設備の中で、食料品や日用品を売る所。マーケット。(出典:デジタル大辞泉)