販売
「自動販売機で飲み物を買う」などのように使う「販売」という言葉。
「販売」は、音読みで「はんばい」と読みます。
「販売」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「販売」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
販売の意味
「販売」には次の意味があります。
・品物を売ること。売りさばくこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「販売」とは、商品を顧客に売ることを言います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・販売の責任者は、研究所の開発力が分かっている人でなければ意味がない。
(出典:佐藤正明『ホンダ神話 教祖のなき後で(下)』)
・いま本社にあの男に代わって販売を担当できる人は、いないじゃないですか。
(出典:佐藤正明『ホンダ神話 教祖のなき後で(下)』)
・数は多いが販売エリアが決まっておらず、一店当たりの販売台数も少ない。
(出典:佐藤正明『ホンダ神話 教祖のなき後で(下)』)
・会社側は彼のほかにも、販売部長や技術部長、宣伝部長などがいた。
(出典:松本清張『危険な斜面』)
・最初に私の店で製造販売をはじめたのは、各種の味付パンであった。
(出典:相馬愛蔵『私の小売商道』)
類語
・売る(うる)
意味:代金と引き換えに品物や権利などを相手に渡す。(出典:デジタル大辞泉)
・発売(はつばい)
意味:品物を売り出すこと。売り始めること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・売り払う(うりはらう)
意味:すっかり売ってしまう。また、思い切りよく売ってしまう。(出典:デジタル大辞泉)
・卸す(おろす)
意味:問屋が商品を小売店に売り渡す。(出典:デジタル大辞泉)
・売り渡す(うりわたす)
意味:自分の所有物を売って他の人に渡す。(出典:デジタル大辞泉)