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明けの明星とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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明けの明星

「明けの明星を観測する」などのように使う「明けの明星」という言葉。

「明けの明星」は、「あけのみょうじょう」と読みます。

「明けの明星」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「明けの明星」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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明けの明星の意味

「明けの明星」には次の意味があります。

明け方に東の空に輝く金星。(出典:デジタル大辞泉)

西方最大離角前後にある金星の別称です。
583.9日ごとに数週間にわたって、日の出前の東の空に輝いて見えます

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

明けの明星の空に寒くかゞやく頃には、かれはいつももう起きてゐた。
(出典:田山花袋『ある僧の奇蹟』)

・東の空に、遠く、明けの明星が白く光っているのを、お道は見出した。
(出典:池波正太郎『夜明けの星』)

・その星の南には明けの明星があり、天空をる奇妙な矢のような星を、冷ややかな光を放って眺めている。
(出典:千秋寺亰介『怨霊記 1 四国結界篇』)

・空の高いところに明けの明星が光り、その下で住人たちは飽きずに円運動を行った。
(出典:川上弘美『蛇を踏む』)

・今度の事件では、やっこさん、『明けの明星』に狙いをつけました。
(出典:クリスティ/深町眞理子訳『クリスティの六個の脳髄』

類語

金星(きんせい)
意味:太陽系の中で太陽から二番目の距離にある惑星。水星と地球との間に位置し、太陽からの平均距離一億八二一万キロメートル、体積は地球の〇・八五七倍、質量は地球の〇・八一五倍、公転周期〇・六一五二年、自転周期二四三日。濃密な大気があり、表面は雲におおわれている。(出典:精選版 日本国語大辞典)

宵の明星(ようのみょうじょう)
意味:日没後、西の空に明るく輝く金星。(出典:デジタル大辞泉)

誰時星(たれどきぼし)
意味:明け方に見える金星。あけの明星。(出典:精選版 日本国語大辞典)

かわたれ星(かたわれぼし)
意味:夜明けに見える金星。明けの明星。(出典:デジタル大辞泉)

ルシフェル(Lúcifer)
意味:金星。明けの明星。キリスト教で、堕天使。(出典:デジタル大辞泉)

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