スポンサーリンク

御鉢が回るとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

スポンサーリンク

御鉢が回る

「やっと御鉢が回ってきた」などのように使う「御鉢が回る」という言葉。

「御鉢が回る」は、訓読みで「おはちがまわる」と読みます。

「御鉢が回る」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「御鉢が回る」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

スポンサーリンク

御鉢が回るの意味

「御鉢が回る」には次の意味があります。

順番が回ってくる。(出典:デジタル大辞泉)

「お鉢」は飯櫃(めしびつ)のことを指します。
人の多い食事の席で、飯櫃が回って自分の所へやってくる意から生まれた言葉のようです。
「嫌な役割が回ってくる」という意味が転じて、「ある物事の悪い影響が別の物事に及ぶこと」の意を指すこともあります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・なぜ素直に現王の直系に任せずに、自分にお鉢が回ってきたのだろう。
(出典:池上永一『テンペスト1 若夏の巻』)

・困った榎は橋本に相談し、私にお鉢が回ってきたというわけである。
(出典:松永真理『iモード事件』)

・まさかそこで自分にお鉢が回ってくるとは予期していなかった僕は、慌ててしまった。
(出典:乾くるみ『リピート』)

・そこで、庭に入らなくても地中を調べられる僕にお鉢が回ってきた、というわけだ。
(出典:佐竹彬『カクレヒメ 第1巻』)

・それで俺にお鉢が回って来たという事らしい。
(出典:奈須きのこ『歌月十夜-32 氷結の夢』)

類語

順番(じゅんばん)
意味:順序に従って代わる代わるそのことに当たること。また、その順序。(出典:デジタル大辞泉)

出番(でばん)
意味:芝居などで俳優の舞台へ出る順番。また、試合や競技などに出る順番。(出典:精選版 日本国語大辞典)

白羽の矢が立つ(しらはのやがたつ)
意味:多くのなかから特に指定して選び出される。また、ねらいをつけられる。白羽が立つ。(出典:精選版 日本国語大辞典)

順序(じゅんじょ)
意味:ある基準に従った並び方。また、その位置。(出典:デジタル大辞泉)

飛火(とびひ)
意味:事件などが、関係がないと思われていた人や所に及ぶこと。また、病気などが体の他の部分に移ること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

タイトルとURLをコピーしました