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端午の節句とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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端午の節句

「息子が端午の節句を迎えた」などのように使う「端午の節句」という言葉。

「端午の節句」は、音読みで「たんごのせっく」と読みます。

「端午の節句」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「端午の節句」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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端午の節句の意味

「端午の節句」には次の意味があります。

「端午の節句」は5月5日にあたり、強い香気で厄を祓う菖蒲やよもぎを軒(のき)につるし、また菖蒲湯に入ることで無病息災を願いました。(出典:日本文化いろは事典)

「端午の節句」は、「菖蒲(しょうぶ)の節句」とも言います。
「菖蒲」を「尚武〔しょうぶ〕」にかけて、勇ましい飾りをして男の子の誕生と成長を祝う「尚武の節句」として、男の子の節句として定着したとされています。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・いつか夏も近づいて、五月の声を聞くと、その日は、端午の節句だった。
(出典:吉川英治『新・水滸伝(一)』)

・五月五日、端午の節句を過ぎて家に帰り、入団の準備にとりかかった。
(出典:相沢忠洋『「岩宿」の発見 幻の旧石器をもとめて』)

・春もすぎて夏が訪れ、やがて端午の節句となった。
(出典:施耐庵/駒田信二訳『水滸伝(一)』)

・この水にえていて端午たんご節句せっくに用うるショウブは、昔はこれをアヤメといった。
(出典:牧野富太郎『植物知識』)

・新潟の端午の節句は一月おくれで、即ち普通の六月五日になるのである。
(出典:坂口安吾『吹雪物語』)

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類語

宮参り(みやまいり)
意味:生児が初めて氏神に参ること。(出典:百科事典マイペディア)

菖蒲の節句(たんごのせっく)
意味:端午の節句の異称。ショウブを軒にさしたり、飾ったりするところからいう。(出典:日本国語大辞典)

桃の節句(もものせっく)
意味:3月3日の節句。上巳じょうしの節句。雛ひな祭り。桃の日。(出典:デジタル大辞泉)

儀式(ぎしき)
意味:法やしきたりなどにのっとったきまり。(出典:日本国語大辞典)

祭事(さいじ)
意味:まつりの行事。まつり。神事。かみごと。(出典:日本国語大辞典)

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