保証
「私が保証する」などのように使う「保証」という言葉。
「保証」は、音読みで「ほしょう」と読みます。
「保証」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「保証」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
保証の意味
「保証」には次の意味があります。
・間違いがない、大丈夫であると認め、責任をもつこと。(出典:デジタル大辞泉)
将来の結果について、責任を持つことを意味します。
また、法律用語としては「債務者が債務を履行しない場合に、代わって債権者に債務を履行する義務を負うこと」という意味で使います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・きみはショックなど受けない女だと、きみの父親が保証したんだからな。
(出典:ハインライン『愛に時間を1』)
・二人の将来を保証するただ一つの道なのだ。
(出典:スタンダール/宗左近訳『カストロの尼』)
・放免される唯一の道は保証人と弁護士に金を払うことであった。
(出典:ニーヴン,パーネル『悪魔のハンマー〔下〕』)
・彼女の身の安全は保証されていたが、村人の安全は保証されていない。
(出典:ろくごまるに『封仙娘娘追宝録3 泥を操るいくじなし』)
・尋問されたら、彼が口を割らないという保証はないからだ。
(出典:シムノン/長島良三訳『メグレと政府高官』)
類語
・保障(ほしょう)
意味:ある状態がそこなわれることのないように、保護し守ること。(出典:デジタル大辞泉)
・折紙付き(おりがみつき)
意味:そのものの価値・資格などに定評のあること。保証ができること。(出典:デジタル大辞泉)
・約束(やくそく)
意味:当事者の間で取り決めること。(出典:デジタル大辞泉)
・内約(ないやく)
意味:内々に約束をすること。また、その約束。(出典:デジタル大辞泉)
・口約(こうやく)
意味:文書によらず、口頭で約束すること。また、その約束。くちやくそく。(出典:デジタル大辞泉)