散歩
「毎日犬の散歩に行く」などのように使う「散歩」という言葉。
「散歩」は、音読みで「さんぽ」と読みます。
「散歩」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「散歩」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
散歩の意味
「散歩」には次の意味があります。
・気晴らしや健康などのために、ぶらぶら歩くこと。(出典:デジタル大辞泉)
「散歩」とは、歩くこと自体を目的として、特に目的などなく散策することを言います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・彼は散歩していたと言うけれど、その証拠をあげることができないのだ。
(出典:小酒井不木『玉振時計の秘密』)
・それは何も四人とも一しょに散歩をするために出かけたのではなかった。
(出典:芥川竜之介『海のほとり』)
・パリあたりから来ているらしい派手な服装をした女が散歩していました。
(出典:寺田寅彦『先生への通信』)
・二人は雨の日に銀座の散歩に来たといふことを少しも後悔はして居ない。
(出典:小熊秀雄『雨中記』)
・用のない時には、散歩なんかする時には、随分長く歩くこともあります。
(出典:豊島与志雄『香奠』)
類語
・散策(さんさく)
意味:特に目的がなく、ぶらぶらと歩くこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・歩く(あるく)
意味:足を動かして前に進む。歩行する。(出典:デジタル大辞泉)
・ぶらつく
意味:あてもなく歩きまわる。(出典:デジタル大辞泉)
・遊歩(ゆうほ)
意味:ぶらぶらと歩くこと。そぞろ歩き。(出典:デジタル大辞泉)
・足任せ(あしまかせ)
意味:行く先を前もって決めないで、気の向くままに歩くこと。(出典:デジタル大辞泉)