低血糖
「低血糖状態による意識障害」などのように使う「低血糖」という言葉。
「低血糖」は、読みで「ていけっとう」と読みます。
「低血糖」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「低血糖」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
低血糖の意味
「低血糖」には次の意味があります。
・ 血糖値がおよそ60 mg/dL以下の状態。(出典:デジタル大辞泉)
糖尿病患者に対するインスリンや傾向血糖降下薬で発症する。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・低血糖で気が遠くなりかけているが、完全に失神して、意識を消し去ってしまうことはできない。
(出典:貴志祐介『クリムゾンの迷宮』)
・やっぱり自分は疲労と空腹による低血糖で神経がおかしくなっているのだろうと思う。
(出典:貴志祐介『黒い家』)
・どちらかと言えば関係あるのは低血糖?
(出典:西尾維新『物語シリーズ 7 猫物語(白)』)
・低血糖で頭がふらふらしても、気を張っているせいか、食欲というものが湧いてこないのだ。
(出典:貴志祐介『新世界より』)
・つまり、心臓の混合血液の糖の量は、体内の血液全体としての糖の量と、なんにも関係がない、したがって、低血糖かどうかを、心臓の混合血液で測定してもだめだというわけなんだ。
(出典:斎藤栄『まぼろしの完全犯罪』)
類語
・低血圧(ていけつあつ)
意味:血圧が持続的に異常に低い状態。一般に、最大血圧100ミリ水銀柱以下をいう。(出典:デジタル大辞泉)
・不全(ふぜん)
意味:完全でない、不完全であるか不十分な(出典:デジタル大辞泉)