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シリアスとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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シリアス

「シリアスな状況」などのように使う「シリアス」という言葉。

「シリアス」は、英語で「serious」と表記します。

「シリアス」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「シリアス」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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シリアスの意味

「シリアス」には次の二つの意味があります。

1 きわめてまじめなさま。本格的なさま。
2 事態などの深刻なさま。
(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

シリアスの意味①「きわめてまじめなさま。本格的なさま。」

「シリアス」の一つ目の意味は「きわめてまじめなさま。本格的なさま。」です。

言い換えると、真剣である様子を表しています。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・それは、鬼警部が社会の悪に挑むシリアスなドラマのテーマ曲だった。
(出典:姫野カオルコ『昭和の犬』)

・さらに新しい作品では、そのシリアスさがより前面にでてきているようだ。
(出典:ジョン・ヴァーリイ『バービーはなぜ殺される』)

・現にある若い推理作家は、これが本物のシリアスな文学だと信じている。
(出典:福永武彦『第三随筆集 枕頭の書』)

・あの年齢というのは、テレビで憶えたシリアスな表現を使ってみたいだけなのだ。
(出典:林真理子『ロストワールド』)

類語

本格的(ほんかくてき)
意味:本来の格式・方式に従うさま。本式。(出典:)

真面目(まじめ)
意味:うそやいいかげんなところがなく、真剣であること。本気であること。(出典:デジタル大辞泉)

真剣(しんけん)
意味:まじめに物事に対するさま。本気で物事に取り組むさま。(出典:デジタル大辞泉)

真摯(しんし)
意味:まじめで熱心なこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

シリアスの意味②「事態などの深刻なさま。」

「シリアス」の二つ目の意味は「事態などの深刻なさま。」です。

言い換えると、非常に重大な、容易ならない状態であることを表します。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・あたしたちにとってシリアスな事件といえばいうまでもなく結婚だ。
(出典:久生十蘭『だいこん』)

・かなりシリアスな病気だったけれども、今はなんとか危機を脱している。
(出典:林真理子『野ばら』)

・何を思っているのだと思うが、女子にしてみれば大いにシリアスな問題なのかもしれない。
(出典:西尾維新『物語シリーズ 18 続・終物語』)

・そんな彼女までこうして出席しているのだから、かなり事態はシリアスだと思われる。
(出典:西尾維新『物語シリーズ 15 終物語(上)』)

類語

由々しい(ゆゆしい)
意味:程度がはなはだしい。また、重大である。容易ならない。(出典:デジタル大辞泉)

深刻(しんこく)
意味:事態が容易ならないところまできていること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

重大(じゅうだい)
意味:事柄が普通でなく、大変な結果や影響をもたらすような状態であること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

手重い(ておもい)
意味:容易でない。重大である。(出典:デジタル大辞泉)

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