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インプラントとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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インプラント

「インプラントで歯を治療する」などのように使う「インプラント」という言葉。

英語では「implant」と表記します。

「インプラント」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「インプラント」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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インプラントの意味

「インプラント」には次の意味があります。

臓器が疾病や外傷によって機能を喪失したり欠損したりした場合、その機能を回復させるため生体内に埋め込む器具や材料のこと。特に、顎骨がっこつに人工歯根を埋め込こんで、歯を回復させる治療法、また、その人工歯根をいう。インプラントの上に装着する人工歯まで含めていう場合もある。(出典:デジタル大辞泉)

現在は、インプラントと言うと人工歯根を指すことがほとんどですが、本来的には「移植」の意味を表します。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・スキンヘッドの頭皮に埋めこんだインプラントだけでは足りないのだろうか。
(出典:石田衣良『池袋ウエストゲートパーク 第4巻 電子の星』)

・患者にインプラント治療を勧めるうえでも、自分自身の経験がプラスになっていたにちがいない。
(出典:法月綸太郎『生首に聞いてみろ』)

・機動ジャケットが正式採用になる前は、神経を高速化するチップを兵士はインプラントしたのだそうだ。
(出典:桜坂洋『All You Need Is Kill』)

・一般使用は規制されたBICだが、製造そのものは専門用途向けに続けられており、横流しされた闇チップのインプラントを行うような病院も存在すると聞く。
(出典:川原礫『アクセル・ワールド 第4巻 -蒼空への飛翔』)

・将来的には、ドリルで骨に穴を開け、チタンにセラミック・コーティングをした人工歯根を直接歯槽骨にねじこみ、その上に歯冠をかぶせるインプラントが主流となるだろう。
(出典:川島誠『もういちど走り出そう』)

類語

人工歯根じんこうしこん
意味:永久歯の欠損による形態と機能の回復のために,顎骨に植え込む人工の歯根。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

ブリッジ
意味:両どなりの歯に金属冠をかぶせて固定する方式の義歯。ふつう一、二本を補う時用いる。架工歯。(出典:精選版 日本国語大辞典)

陶歯とうし
意味:陶材でつくられた人工歯。硬さ,耐久力にすぐれる。近年では色沢,透明度もきわめて天然歯に近いものができるようになり,変色,変質もしない。義歯床との固着部で破折しやすいのが欠点である。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

差歯さしば
意味:欠けた歯に、人工の歯をつぎ足すこと。また、その歯。つぎ歯。(出典:精選版 日本国語大辞典)

移植いしょく
意味:生物体のある器官や組織の一部を切り取って、同一個体の別の場所または別の個体に移しかえること。(出典:デジタル大辞泉)

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