アニメ
「アニメを見る」などのように使う「アニメ」という言葉。
「アニメ」は、「アニメーション(animation)」の省略語です。
「アニメ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「アニメ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
アニメの意味
「アニメ」には次の意味があります。
・絵や人形などを少しずつ位置・形をずらして一こまずつ撮影し、映写すると動いているように見える映画。動画。(出典:デジタル大辞泉)
つまり「アニメ」とは、パラパラ漫画のように、少しずつ違う絵を重ねて表示することで絵が動いているように見える動画のことです。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・テレビでぼくの好きなアニメをやっていたからすっかりそれに夢中だった。
(出典:乙一『ZOO』)
・daiさんの心に残る漫画やアニメを一本、挙げてもらいたいのですよ。
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 11 罪恋し編』)
・・・・もう俺はこういうアニメ向きの人生を送った方がいいのかもしれない。
(出典:むぅ『「未来に向かって」』)
・テレビで流れているアニメをぼんやり眺めながら、彼のことを考えた。
(出典:乙一『死にぞこないの青』)
・いくらアニメ化するからって原作を引き伸ばしてもいいことないって。(出典:西尾維新『物語シリーズ 5 偽物語(下)』)
類語
・映像(えいぞう)
意味:映画やテレビの画面に映し出された画像。(出典:デジタル大辞泉)
・映画(えいが)
意味:高速度で連続撮影したフィルムの画像を,映写機によってスクリーンに連続投影することで動画を再現する媒体.(出典:図書館情報学用語辞典 第4版)
・動画(どうが)
意味:連続的に見ると残像効果で動いているように見える、少しずつ変化させた一つながりの画像。映画・アニメーションやビデオカメラで撮影した映像など。(出典:デジタル大辞泉)
・声優(せいゆう)
意味:声だけで出演する俳優。アニメーションやテレビゲームなどのキャラクターの声を担当したり、外国映画の吹き替えなどを行う。(出典:デジタル大辞泉)
・ジャパニメーション(Japanimation)
意味:《Japan+animationから》日本製のアニメーションの、海外での呼称。(出典:デジタル大辞泉)