熱意
「彼からは熱意を感じる」などのように使う「熱意」という言葉。
「熱意」は、音読みで「ねつい」と読みます。
「熱意」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「熱意」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
熱意の意味
「熱意」には次の意味があります。
・物事に対する意気込み。熱心な気持ち。(出典:デジタル大辞泉)
「熱意」をわかりやすく言うと「熱い気持ち」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・僕はその二軒の店に対して昔ほどの熱意を抱くことができなくなっていた。
(出典:村上春樹『国境の南、太陽の西』)
・「彼女の熱意に負けたのさ」 その言葉がヴァンゼに通じたのかどうか。
(出典:雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス13 グレー・コンチェルト』)
・彼が、今回のこの仕事に何の熱意も持ちあわせていないのは明らかだった。
(出典:川又千秋『時間帝国』)
・つまり当人にも、障害を排除してまで学ぼうという熱意はなかったのだ。
(出典:胡桃沢耕史『翔んでる警視正 平成篇2 ゴンドラの花嫁』)
・そのころの私が生きることに熱意を失いかけていたためだろうか。
(出典:高田宏『木に会う』)
類語
・意気込み(いきごみ)
意味:さあやろうと勢いこんだ気持ち。気勢。(出典:デジタル大辞泉)
・気勢(きせい)
意味:何かをしようと意気込んでいる気持ち。盛んな意気。(出典:デジタル大辞泉)
・気迫(きはく)
意味:力強く立ち向かってゆく精神力。(出典:デジタル大辞泉)
・気乗り(きのり)
意味:興味がわいて、それをしようという気持ちになること。気が進むこと。(出典:デジタル大辞泉)
・乗気(のりき)
意味:興味がわいて、気が向いてくること。すすんでやってみようという気持になること。また、そのさま。きのり。(出典:精選版 日本国語大辞典)