奇襲
「奇襲攻撃を行う」などのように使う「奇襲」という言葉。
「奇襲」は、音読みで「きしゅう」と読みます。
「奇襲」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「奇襲」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
奇襲の意味
「奇襲」には次の意味があります。
・相手の油断、不意をついて、思いがけない方法でおそうこと。(出典:デジタル大辞泉)
「奇襲」という言葉をわかりやすく言うと、「不意打ち」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・自らの主が襲われたと知れば、二度と奇襲の機会など与えてはくれまい。
(出典:奈須きのこ『Fate/stay night 凛 Unlimited Blade Works GoodEnd -sunny day』)
・この将軍は奇襲隊を指揮して敵の本陣を側面から衝く手筈になっていた。
(出典:高千穂遙『美獣 神々の戦士』)
・彼女が望んでいるのは、奇襲することではなく、奇襲されることだった。
(出典:山本弘『時の果てのフェブラリー 赤方偏移世界 徳間デュアル文庫版』)
・九州戦での奇襲の成功により、敵はその勢いを持続させようとするはずだ。
(出典:榊涼介『ガンパレード・マーチ 12-山口防衛戦』)
・あたりがどんなに人気ないように見えても奇襲を警戒しなければならなかった。
(出典:ヴェルヌ/大久保和郎訳『グラント船長の子供たち(上) 地の果ての燈台』)
類語
・襲撃(しゅうげき)
意味:襲いかかること。不意をついて攻めること。(出典:デジタル大辞泉)
・猛攻(もうこう)
意味:激しく攻め立てること。(出典:デジタル大辞泉)
・夜襲(やしゅう)
意味:夜、敵を襲うこと。夜討ち。(出典:デジタル大辞泉)
・猛爆(もうばく)
意味:激しく爆撃すること。(出典:デジタル大辞泉)
・急襲(きゅうしゅう)
意味:敵のすきをねらって、急に襲いかかること。(出典:デジタル大辞泉)