協議
「協議する」などのように使う「協議」という言葉。
「協議」は、音読みで「きょうぎ」と読みます。
「協議」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「協議」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
協議の意味
「協議」には次の意味があります。
・ 集まって相談すること。(出典:デジタル大辞泉)
「協議会」「新商品の協議をする」などのように使います。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・しかし彼はただ一回の会議と三、四回の特殊協議に出席しただけだった。
(出典:ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』)
・その日の十二時ごろに協議の結果、恐ろしいことが告げられたのです。
(出典:イエイツ編/井村君江(編訳)『ケルト妖精物語』)
・彼は残された最後の短い時間に、協議をしたいと熱望しているのだ。
(出典:ウルフ/岡部宏之訳『新しい太陽の書4』)
・そして名前だけはどれかを残そうという声が、協議会の内外で強くなった。
(出典:赤瀬川隼『球は転々宇宙間』)
・その時期について、また改めて協議する必要がある、と彼女は考える。
(出典:高橋弥七郎『灼眼のシャナ 第16巻』)
類語
・対話(たいわ)
意味:向かい合って話し合うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・会商(かいしょう)
意味:会合して相談すること。(出典:デジタル大辞泉)
・会談(かいだん)
意味:会って話し合うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・合議(ごうぎ)
意味:二人以上の者が集まって相談すること。(出典:大辞林 第三版)
・評議(ひょうぎ)
意味:意見を出し合って相談すること。(出典:デジタル大辞泉)