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可塑性とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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可塑性

「物体の可塑性」などのように使う「可塑性」という言葉。

「可塑性」は、音読みで「かそせい」と読みます。

「可塑性」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「可塑性」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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可塑性の意味

「可塑性」には次の意味があります。

物体に弾性限界を越える力が加わった時に、その力が除かれても、物体に変形がそのまま残る性質。(出典:日本国語大辞典)

わかりやすく言えば、「物質を加工しても元に戻らないこと」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・人は、肉体の可塑性を、そのものの持つ、身体的空間の造型として観る。(出典:山口昌男『道化的世界』)

・事実、その隕石は、可塑性があるといってもいいくらい柔らかかった。(出典:ラヴクラフト『ラヴクラフト全集4-1 宇宙からの色』)

・これも彼女によりますと過去の可変性、未来の可塑性を持つだけでは修復不可能な破綻もあり得ると申します。(出典:筒井康隆『(「七瀬」三部作 3) エディプスの恋人』)

・これは脳の「可塑性」といわれる現象で、実際、脳が適切に使われると、樹状突起が再生することが証明されている。(出典:宮田親平『ハゲ、インポテンス、アルツハイマーの薬』)

・ただ、人間は、他の霊長類と違って、非常に可塑性が高いので、男性でも子育ては可能です。(出典:岩月謙司『男は女のどこを見るべきか』)

類語

柔軟(じゅうなん)
意味:物体の性質が、やわらかく、しなやかになること。(出典:日本国語大辞典)

柔らかい(やわらかい)
意味:ふっくらとして堅くない。(出典:デジタル大辞泉)

しなやか
意味:弾力があってよくしなうさま。(出典:日本国語大辞典)

撓い(しない)
意味:しなうこと。しなやかに曲線をなしていること。(出典:日本国語大辞典)

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