獣医
「獣医学校に通う」などのように使う「獣医」という言葉。
「獣医」は、音読みで「じゅうい」と読みます。
「獣医」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「獣医」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
獣医の意味
「獣医」には次の意味があります。
・家畜の病気を診断・治療する医師。国家試験に合格し農林水産大臣の免許を受ける。(出典:デジタル大辞泉)
「獣医」とは、獣医師のことで動物が怪我や病気をしたときに診察や治療をする専門の医師のことを言います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・ゆうべ獣医さんから電話がありましてね、腰の骨は折れていませんって。
(出典:ホーガン『巨人たちの星』)
・午後二時をちょっと過ぎたあたりで、ようやく獣医の先生がやってきた。
(出典:平坂読『ホーンテッド! 3』)
・これは偶然ぐうぜんの一致いつちですが、両家に出入りしていた獣医じゆういの先生が同一人だった。
(出典:井上ひさし『ドン松五郎の生活』)
・彼女は獣医の両親とともに多くの世界で動物に囲まれて子供時代を過ごしたのだった。
(出典:アン・マキャフリー『恐竜惑星シリーズ(全2巻) 1 惑星アイリータ調査隊』)
・真ん中の娘は、動物が好きで、小さい時から獣医になるのが夢だった。
(出典:森瑤子『ジンは心を酔わせるの』)
類語
・医師(いし)
意味:医術を仕事にする人。医師法の適用を受けて、病気の診察・治療に当たる人。(出典:デジタル大辞泉)
・主治医(しゅじい)
意味:主となって治療を受け持つ医者。また、かかりつけの医者。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・内科医(ないかい)
意味:内科を専門とする医師。(出典:デジタル大辞泉)
・外科医(げかい)
意味:外科を専門とする医師。(出典:デジタル大辞泉)
・町医者(まちいしゃ)
意味:個人で医院を開業している医者。病院などに勤務する医者に対していう。(出典:精選版 日本国語大辞典)