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第六感とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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第六感

「第六感が働いて回避する」などのように使う「第六感」という言葉。

「第六感」は、「だいろっかん」と読みます。

「第六感」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「第六感」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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第六感の意味

「第六感」には次の意味があります。

身体にそなわった感覚器官を超えて、ものを直感する感覚。視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚以外の、するどく物事の本質をつかむ心の働き。(出典:精選版 日本国語大辞典)

人の五感である視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚を超えた感覚を指します。
心理学者の黒田亮は、これを意識の「識」に対して「覚」と呼び、知的・芸術的活動や武道などにおいて作用するとしました。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・そのエレベーターは無視した方がいい、私の第六感がそうも囁いていた。
(出典:山田正紀『氷河民族(流氷民族)』)

・それはいわゆる第六感というものであろうが、不思議なこととて気になった。
(出典:海野十三『火葬国風景』)

・ところで、きみの女性の第六感だが、きょうはどんなふうに働いている?
(出典:ハメット/宇野利泰訳『マルタの鷹』)

・べつにこれと敵の影を見たわけではないが、そこがおげ丸特有の第六感だ。
(出典:山田風太郎『忍法封印いま破る』)

・ゆえに第六感は、時空感とでも呼ぶのがふさわしいのではないだろうか。
(出典:野田秀樹『おねえさんといっしょ』)

類語

インスピレーション(inspiration)
意味:創作・思考の過程で瞬間的に浮かぶ考え。ひらめき。霊感。(出典:デジタル大辞泉)

虫の知らせ(むしのしらせ)
意味:なんとなく良くないことが起こりそうな気がすること。予感がすること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

山勘(やまかん)
意味:勘でやまをはること。また、その勘。あてずっぽう。(出典:デジタル大辞泉)

直感(ちょっかん)
意味:説明や証明をまたないで、直ちに物事の真相を心で感じ取ること。直観。(出典:精選版 日本国語大辞典)

天啓(てんけい)
意味:天の啓示。天の導き。神の教え。(出典:デジタル大辞泉)

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