自宅
「自宅待機」などのように使う「自宅」という言葉。
「自宅」は、音読みで「じたく」と読みます。
「自宅」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「自宅」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
自宅の意味
「自宅」には次の意味があります。
・自分の生活の本拠となっている家。自分の家。(出典:デジタル大辞泉)
「自宅」とは、現在自分が住んでいる、生活の拠点になる家のことを言います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・その自宅に向けて登っていく道路の写真を、姉は僕にくれたことがある。
(出典:片岡義男『ラハイナまで来た理由』)
・その子供を久我山は一度だけあの自宅に連れてきたことがあったそうだ。
(出典:三上延『ビブリア古書堂の事件手帖 第6巻 ~栞子さんと巡るさだめ~』)
・急に家のことが心配になり、会社をぬけ出して自宅の様子を見に行った。
(出典:上野正彦『死体は生きている』)
・役所は電話に出なかったし、自宅でも満足のゆく返事は得られなかった。
(出典:フレドリック・ブラウン『73光年の妖怪』)
・静かな住宅街の自宅で紹介だけで患者を診ているような高級の開業医か。
(出典:牧逸馬『土から手が』)
類語
・私宅(したく)
意味:個人が所有する家。また、自宅。(出典:デジタル大辞泉)
・私邸(してい)
意味:私的な生活のための、個人の邸宅。(出典:デジタル大辞泉)
・自家(じか)
意味:自分の家。(出典:デジタル大辞泉)
・拙宅(せったく)
意味:自分の家をへりくだっていう語。(出典:デジタル大辞泉)
・家(いえ)
意味:自分の住んでいる建物。(出典:デジタル大辞泉)