ハングオーバー
「お酒を飲み過ぎて、ハングオーバーになった」などのように使う「ハングオーバー」という言葉。
英語では「hangover」と表記します。
「ハングオーバー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ハングオーバー」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ハングオーバーの意味
「ハングオーバー」には次の意味があります。
・二日酔い。また、後遺症。(出典:デジタル大辞泉)
「ハングオーバー」は「後遺症」という意味の言葉ですが、特に「二日酔い」という意味で使うことが多いです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・いくらか頭が重く、冬ながら雲一つなく晴れわたっているらしい明るい陽ざしを、眩しく感じ、この程度のハングオーバーなら、まず上々の部だから、禅介、とりあえず寝煙草の火をつけ、「おーイ、新聞持ってきてくれ」気楽に怒鳴ったのだ。
(出典:野坂昭如『てろてろ』)
・昨夜飲みすぎてハングオーバーになった。
・ハングオーバーばかりの生活が続いて肝臓がよくない。
類語
・二日酔い(ふつかよい)
意味:急性アルコール中毒の症状が翌日までも続いた状態。アルコール性胃炎による悪心、嘔吐(おうと)や、頭痛、めまいが主症状。宿酔。ふつかえい。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・宿酔(しゅくすい)
意味:酒の酔いが翌日まで残ること。酒を飲み過ぎた日の翌日に起こる頭痛、胃痛、吐気などの中毒症状。ふつかよい。宿酒。宿酲。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・宿酲(しゅくてい)
意味:ふつかよい。宿酔。(出典:デジタル大辞泉)
・急性アルコール中毒(きゅうせいあるこーるちゅうどく)
意味:短時間に多量のアルコール飲料を摂取したときに生じる、エチルアルコールの中毒。症状には個人差があるが、一般に血中アルコール濃度が0.4パーセントを超えると昏睡状態に陥り、死に至る可能性が高まるとされる。(出典:デジタル大辞泉)